【動画】大人の社会科見学・直方=宮田富士男撮影
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 日本の近代化を石炭生産で支えた筑豊だが、炭鉱閉山が相次いだ1950年代半ば以降は困窮と荒廃のイメージが刻まれていった。そのせいか行政は石炭や炭鉱の話題を避けてきた。それが、石炭関連の世界遺産が登録されたことで風向きが変わった。直方市では「石炭のまち」をアピールする機運が生まれている。

 市観光物産振興協会が2月20日、市内の観光ルート開発のためのモニターツアー「石炭と鉄道のまち直方」を開催した。関係者や市職員、報道関係者ら約40人が参加。JR直方駅西口を出発し、多賀神社や市石炭記念館、蒸気機関車などの車両を保有するNPO法人「汽車倶楽部」の事務所などを6時間かけて回った。

 石炭記念館はその本館(旧筑豊石炭鉱業組合直方会議所)と救護練習所模擬坑道が昨年10月に国史跡になったばかり。「最近は、卒論や修論を書くために学生が来ています。日本の近代化を語るうえで筑豊の石炭は欠かせないからです」と八尋孝司館長(72)が説明すると、参加者からは「へぇー」という声が漏れた。八尋館長は、展示物の「日本最大級の石炭」(約2トン)について「以前は『日本一』でしたが、よそに6トンの石炭があると指摘されてやめました」という裏話も紹介した。

 遠賀川流域では江戸時代に石炭…

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