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 相模原市中央区出身の三浦尚子(ひさこ)さん(28)が、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市に移住し、カキやワカメを養殖する漁師になって5年が経つ。ボランティアで訪ねて知り合った被災地の人たちの優しさに心ひかれた。これからも、この地で生きて行くつもりだ。

 陸前高田市の両替漁港、午前6時半。巨大な防潮堤にぽかりと空いた通り道をくぐり、「マルテン水産」の作業場を訪ねた。三浦さんたちが黙々とカキの箱詰めを進めている。

 滅菌した海水に48時間つけた、生食用の殻付きカキだ。三浦さんは手に取ると素早く姿形を確かめ、時にはコンコンと殻をぶつけて吟味し、箱に詰めていく。

 豊洲市場で高値がつく高級品だ…

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