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 全国に先駆け、仕事に就いていない30代までの独身女性のサポートに取り組んできた男女共同参画センター横浜南(横浜市南区)の「ガールズ支援」が10年を迎えた。このほどまとめた調査からは、支援後に仕事を見つけた人が多かった一方、安定した生活を送るのが難しいという現状も浮かんだ。

 2009年のスタート当初から関わる小園弥生館長(57)は「男性は周囲が正社員になるよう促すのに、女性は『家事手伝い』の名のもとに見過ごされがちで、『いつ結婚するの』で片付けられてしまう」と話す。若者の就労支援はそれまでにもあったが、女性ならではの体の不調や、性被害の経験から男性への恐怖心がある人もいるため、別の枠組みの支援が必要だと考えた。

 参加者の中には、不登校や職場の人間関係のトラブルで家にこもりがちになり、孤独感を抱える人もいる。講座と就労体験のプログラムがあり、11日間の講座では、グループでの話し合いやヨガも交えながら、自分の将来を考え、法律や相談先などを学ぶ。希望者は、センター内の「めぐカフェ」での就労体験、協力を得られたNPOや民間企業での社会参加体験もできる。

 就労体験を終えた人への昨年のアンケートでは、回答した46人中39人が修了後に仕事に就いた。直近の働き方は、アルバイト24人、障害者雇用4人、正社員と契約社員が各3人など。収入の少なさ、経験や技能が身につかないことへの不安の声が多かった。

 「女に生まれて損している、と感じてきました」。神奈川県横須賀市の佐藤文さん(43)は、働く母親に代わり、明治生まれの祖母に厳しくしつけられた。「女は勉強しなくていい」と言われ、男兄弟とは差別された。

 中学生の時に不登校になり、9…

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