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 小峯敏秀さん(75)は、もうすぐ「我が家」に別れを告げる。福島県浪江町で、震災の日まで約35年を過ごした。

 8年前、東京電力福島第一原発の事故を逃れて、宮城県名取市、新潟県柏崎市、金沢市、福島市と、避難を続けた。自宅は原発から10キロ圏内で、避難指示区域に。2015年からは宮城県大河原町に夫婦で住む。浪江から宮城に来ている人は、現在約900人。福島県内と茨城県の次に多い避難先だ。

 浪江町は一昨年春、帰還困難区域を除いて避難指示が解除された。小峯さんもいずれ戻って来ようと、自宅をリフォームする見積もりをとった。ところが業者の手が足りず、工事は2年待ちと言われた。イノシシやネズミに荒らされ、直す費用も新築並みだ。

 その年12月、公費解体を申し…

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