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 東京電力福島第一原発から南に約10キロ。2年前に避難指示が一部解除された福島県富岡町の中心部で昨年4月、町図書館が7年ぶりに再開した。町内にある福島第二原発の交付金で事故前に建てられたガラス張りの館内には約8万5千冊の本が並ぶ。震災後は町内に放射性廃棄物の処理場や廃炉の研究の施設が完成。館内にはエネルギー関連本を集めたコーナーもある。

 「にぎやかな図書館にしていきたい」。東京出身の東山恵美(めぐみ)さん(28)は一人でこの町に移り住み、図書館司書として働き始めた。1日平均の利用者数は60人余り。日中に人の姿がほとんどない時間帯も多く、館内は静寂に包まれる。

 8年前は大学2年生だった。東京都羽村市の自宅に母晶子さん(67)といた時に大きな揺れに襲われた。帰宅が困難になった父真市さん(69)の安否確認やその後に続いた計画停電で不安に襲われた。

 幼い頃から本好きで、大学では…

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