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(31日、第91回選抜高校野球大会準々決勝 東邦7―2筑陽学園)

 強打の東邦は、下位打線であっても気を抜けない。

 0―0の四回1死一、二塁。8番成沢が直球を右中間へ2点適時二塁打。高校通算7本塁打と一発もある打者で「下位打線という意識はない」。1点差に詰められて迎えた六回1死満塁からは、9番山田が2点適時二塁打で突き放した。秋は肩のけがで公式戦の出場はなく、今大会が初めての公式戦。春を迎えて調子が上がり、東邦打線の一員に抜擢(ばってき)された。

 注目の強打者、3番石川が無安打に抑えられても関係なし。山田は「上位が警戒される分、僕らが頑張らなきゃいけない」。今大会3試合でのチーム22打点のうち、6番以降で10打点。「恐怖の下位打線」の進撃は止まらない。

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 ○石川(東) 5打席凡退。「少し力んで球をこすってしまった」。投手では7回2失点。「インコースにきっちり投げれば抑えられると思った」

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 東邦が30年ぶり4強 2年連続30回目の出場となる東邦(愛知)は31日の準々決勝で筑陽学園(福岡)を下し、優勝した61回大会(1989年)以来、30年ぶりに準決勝進出。61回大会は、平成最初の選抜だった。