【動画】仁淀川を見下ろす斜面に広がる約1000本のハナモモが満開を迎えた=笠原雅俊撮影
[PR]

 紅白のハナモモの花が青い仁淀川から吹く風にそよいでいる。高知県仁淀川町寺村地区で住民が育てる約1200本が花開き、仁淀ブルーに映える。

 住民が約15年前から、廃校になった旧寺村小学校とその周辺の茶畑や水田に毎年ハナモモを植えてきた。高齢化や過疎化が進む同地区で、「ふるさとを明るく元気にしよう」と住民が整備してきた手作りの花の里だ。

 片岡一徳さん(77)は「気がついたらこんなに花が増えました」と笑う。花の季節には住民が訪れた人にお茶やコーヒーで接待している。ハナモモの撮影にきた写真愛好家の高知市の矢野喜久治さん(82)は「仁淀ブルーと白や赤のハナモモの花がとても美しい。こういう景色はなかなか見つからないです」とシャッターを切った。花のみごろはあと1週間だという。(笠原雅俊)