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 国立病院機構「姫路医療センター」(兵庫県姫路市本町)が、消化器外科の業務の縮小を決めた。3月25日に一部の外来患者に他の医療機関へ移るよう要請した。センターは「医師不足のため、対応できなくなった」としている。

 センターによると、消化器外科は12人の医師がいたが、3、4月に転勤などで5人の医師が退職して7人となり、補充もできなかったという。退職した医師が受け持っていた外来患者188人に対し、和田康雄院長名で、他の医療機関での受診などを求める通知を25日に郵送した。

 センターは引き続き、医師の派遣などで支援を受けている京都大などに医師の補充を求めるという。広報担当は「今後、大きな手術を続けられるかについても検討する」としている。

 センターでは、脳神経外科でも医師不足のため、2017年秋から手術をやめ、入院も受け入れていない。

 センターは27診療科があり、411床で、1日あたりの外来患者が約650人の地域の中核病院。(直井政夫)