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 日本とロシアの平和条約締結交渉で、実務的な交渉担当者の森健良外務審議官とロシアのモルグロフ外務次官による2回目の交渉が、5日にモスクワで行われることがわかった。2月16日の日ロ外相会談で協議を行うことで一致し、調整が続いていた。1月15日以来、2度目の交渉となる。

 これまでの交渉でロシア側は、第2次世界大戦の正当な結果として北方領土がロシア領になったと認めるよう求めたほか、日米安全保障条約への懸念も示し、両国の認識の隔たりは大きい。実務者協議では、双方の距離を縮めて、3回目の外相間交渉につなげられるかが焦点となる。

 安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領は昨年11月、平和条約締結に向けた交渉の加速化で合意。翌月の首脳会談で、森・モルグロフ両氏が両首脳の特別代表に任命された。