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(悩みのるつぼ) 相談者

 30代女性です。幼少期からのいじめ、非正規職員の頃のパワハラ、それによる精神病や就職難などを乗り越えて、念願の図書館司書に採用されました。きついことも多いですが、やりがいがあり、公務員でもあるので生活は安定しています。やっと幸せになれたのかな、と思い始めた矢先に弟が急死しました。両親や祖父母の悲しみは大変深いものでした。

 非正規の頃は、正規の司書をあきらめて結婚するようにと母から強く言われていました。今は言われていませんが、それは30代での結婚が珍しくなくなったからだと思います。もっと年を取れば、結婚と孫を両親から催促されそうで不安を感じています。男の後継者がほしいというわけではないでしょうが、子供が私一人になったことに寂しさを感じていると思います。

 人から傷つけられた期間が長かったので、ひとりで生きることが私にとっての幸せです。よく周りからいつ結婚するのか、結婚した方がいいと言われ、いやな思いをします。両親のために結婚・出産するのもおかしなことですし、だれかと一緒になるなど、死に等しい行為です。

 けれども、弟の代わりになるような孫をつくらないことに罪悪感も覚えます。上野先生、「おひとりさま」を貫きたいけれど、両親のことはどう考えればよいのか。アドバイスをいただけないでしょうか。

回答者 社会学者・上野千鶴子

 30代シングル、専門職の公務…

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