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 車上から保津峡を眺められる嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車が1日、2カ月の冬季休業を終えて運転を再開した。午前9時1分にトロッコ嵯峨駅(京都市右京区)を出る始発列車には、観光客や地元の保育園児ら約300人が乗り込んだ。

 終点のトロッコ亀岡駅(京都府亀岡市)までは約7・3キロ、23分の旅路。トンネルを抜けて車窓に渓谷が広がると、乗客らが歓声を上げてカメラを向けた。東京都渋谷区から友人3人と高校の卒業旅行に来たという近藤樹生(みう)さん(18)は「迫力のある山や川、嵐山の竹林も見られて、京都の自然を満喫した」と話した。

 トロッコ列車は1日8往復、水曜は定休だが観光シーズンは運行する。車両が古く暖房設備がないため、今月12日まで「ストーブ列車」として3号車のみダルマストーブを取り付けている。(足立菜摘)