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 就職した会社になじめず1年で退職した男性が、茨城県つくば市で昨年から、ひきこもりの人たちが住めるシェアハウスを運営している。今年2月には、入居者も参加できるボードゲームバーも開店。会社員生活に挫折した経験を踏まえ、悩める人の「駆け込み寺」を目指している。

 運営するのは木本一颯(かずさ)さん(27)。千葉県出身で、筑波大学で哲学を専攻していた。卒業後の2016年4月、都内のコンサルタント会社に就職し、顧客企業が開くイベントを担当。売り上げを膨らませようと派手な演出を追加した提案を、客は断った。客が必要としない案を無理に勧める気になれず、上司に「これって意味あるんですか」と真顔で尋ねて怒らせた。仕事についていけず、ストレスを感じるようになった。

 やがて、外出中に息苦しさを覚えて座り込むことが増えるなど体調を崩し、17年5月に退職。「言われたことを着実にこなす能力がなかった。会社や上司にうらみはない」と振り返る。

 退職後、大学時代の友人に誘われ、「自分と同じように社会に適応できない人を救いたい」とひきこもりの人を対象にシェアハウスを開設。昨年6月に移転し、同市高見原5丁目に、ビルの4階を借りて現在のシェアハウスをオープンした。

 現在、入居者は20代が中心で6人。発達障害を抱えていじめにあったり、ひきこもるうちに親との関係が悪化して家を出て来たりと、様々な事情を抱える人が木本さんのブログなどを見てやってくる。部屋は3人で共有し、男性用が2、女性用が1の計3部屋。入居に際して、保証金1万円と家賃3万円の計4万円と免許証など身分証明書が必要で、木本さんが面接して入居の可否を決めている。

 一時滞在も受け入れる。「会社…

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