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 アフガニスタンの南部ヘルマンド州で1日、武装集団が軍基地を襲撃し、国防省によると、兵士23人が死亡、16人が負傷した。反政府勢力タリバーンが犯行声明を出した。

 同省などによると、1日未明、銃や自爆ベストなどで武装した襲撃犯20人が3方向から基地内に侵入。兵士を人質に取るなどして16時間、銃撃戦を繰り広げた。

 同国では、政府軍が駐留米軍の支援を受けながらタリバーンと戦っているが、治安維持の要となる軍施設までもが相次いで襲撃される事態に陥っている。政府軍の支配が及ぶのは国土の5割強にとどまっている。

 中東カタールでは2月25日から、駐留米軍の撤退を目指すトランプ米政権とタリバーンとの間で、昨夏以降5回目となる和平協議が続いている。交渉で優位に立ちたいタリバーンは、協議中も攻撃の手を緩めていない。(乗京真知)