タカ摂津さんが引退セレモニー「今日が最後なんだと…」

甲斐弘史
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 プロ野球福岡ソフトバンクホークスでエースとして活躍し、昨季限りで現役を退いた摂津正さん(36)が2日、福岡市中央区のヤフオクドームであった阪神とのオープン戦で引退セレモニーに臨んだ。試合前にセレモニアルピッチをして、笑顔でファンに別れを告げた。

 10年間のプロ生活で着た背番号「50」のユニホームでマウンドへ。ファンらへの感謝を伝え、「またホークスに呼んで頂けるように頑張りたい」とスピーチした。元同僚の高谷裕亮捕手が低めに構えたミットにストライク投球。秋田県出身の元沢村賞右腕は「今日が最後なんだとさみしい思いもあるが、いい思い出になった」。

 最後の雄姿を妻と長女も見守った。登板後、工藤公康監督と内川聖一選手から花束が手渡された。サプライズでグラブを観客席に投げ込む予定だったが、「緊張のあまり忘れてしまった」という。今後については「外から野球を見てしっかり勉強して(指導者にも)挑戦したい」と意欲を示した。(甲斐弘史)