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 間もなく終わりを迎える平成という時代を、どう捉えれば良いのか。和歌山大学の小田章・元学長(75)に、和歌山にとっての平成とは何だったのかを聞いた。

 平成の前に64年続いた昭和は、日本の歴史上もっとも激動の時代と言って過言ではないだろう。敗戦による廃虚と化したところから自立し、企業人は猛烈に働き、国民すべてが貧困からの脱出を目指し、刻苦勉励を旨とした。その結果、国内総生産(GDP)世界2位という勲章を得るまでになった。東京五輪、大阪万博、高度経済成長など、特筆すべき事項が起こった。

 半面、負の部分も多々あった。昭和末期に経済は最高潮に達し、バブルと揶揄(やゆ)された。企業は言うまでもなく国民の多くがそのことに酔いしれ、バブルという危険なわなに気づくことなく平成の時代を迎えた。昭和も平成もその前半で大きな壁にぶつかり、その後四苦八苦することになる。

 私は1971(昭和46)年に…

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