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 微細藻類の「ミドリムシ」を飼料に活用したエビ養殖などの実証試験を進めようと、ミドリムシの研究開発をしているユーグレナ(東京都港区)と三重県多気町、町内で木質バイオマス発電所を営む「中部プラントサービス」の3者が、コンソーシアム(共同事業体)の「もっとバイオ多気」を設立した。町内の「多気クリスタルタウン工業ゾーン」で、2022年3月まで試験を進める。

 ユーグレナは16年度から同町内のプールでミドリムシの研究をしている。今回の試験は、町内の木質バイオマス発電所の排熱でエビの水槽を温めるなど、未利用のエネルギー資源を活用。ミドリムシを飼料にしてエビのうまみを高めるなど、付加価値の高い特産品の開発をめざす。

 沖縄県の竹富島では、ユーグレナのグループ企業がミドリムシを飼料にエビを養殖している実績があるという。

 ユーグレナの出雲充社長(39)は記者会見で「多気のブランド力の向上につながるように、研究から応用へと進めていきたい」と意欲を見せた。