菊池雄星「大リーグ流」を模索中 初球は全部ストライク

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サプライズ=坂名信行
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 大リーグ・マリナーズに加入した菊池雄星が開幕に向け、「大リーグ流」の投球スタイルや調整方法など、色々と試している。

 2日(日本時間3日)にはアリゾナ州サプライズで行われたロイヤルズ戦にオープン戦では2度目の先発登板した。予定の3回を投げ、一、二回はともに三者凡退。三回は安打と死球のあとに適時打を浴びるなど2点を失った。ただ、ストライクをどんどん投げ込む果敢な姿が見えた。

 対戦した12打者への初球はすべてストライク。3回で投げた39球のうちストライクは31球だった。「どんどんストライクを取るように監督、コーチから言われている。カウントは良い形で整えられているので、追い込んでからがもう少し課題かな」と菊池。大リーグでは日本以上に100球を目安に降板する傾向にあるため、長いイニングを投げてチームに貢献するためにも際どいコースを攻めすぎてボール球が増えることは避けたい。「神経質になるところと大胆にいくところと分けないと」

 また、試合前の準備も試行錯…

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