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 2015年以降、1万人以上が内戦で犠牲になっている中東イエメン。海を挟んで約30キロのアフリカのジブチに、戦火を逃れた難民が暮らす。

 キャンプがある東部の港町オボックで、難民のハイサム・ムハンマドさん(25)が営む小さな食堂を訪ねた。戦闘が激化した15年、家を失い、船で海を渡った。元々は塗装工だが、ここでジュース屋を始め、その後同郷の料理人に学んで店を持った。町で唯一のイエメン料理店だ。

 ムハンマドさんのように自立できる難民はごく一部。私はいわば「成功物語」を想像していたが、取材に応じる彼の表情はさえない。「とにかく、外国に移住したいんだ」。店の前に海が広がるのどかな風景とは対照的に、このままでは今の生活から抜け出せず、将来が見通せないという焦りが感じられた。

 「あなたがいなくなったら、お…

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