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 142年の歴史がある山梨県上野原市西原の西原小学校が3月末で閉校することになり、3日、同校で閉校式が催された。全児童7人のうち、6年生2人は20日に卒業式を迎える。現在1~3年の残る5人は4月から、上野原小へ通う。

 式典があった体育館には、懐かしい卒業記念アルバムや子どもたちの作品が展示された。児童7人や教職員、卒業生、地域住民ら約200人が参加した。

 渡辺雅彦校長が「142年の間、西原小は常に地域とともにあり、支えられてきた」と感謝を表し、児童代表の古家泰希さん(6年)が「閉校は寂しいが、困難に出会っても西原小で学んだことを生かして乗り越えていきたい。ありがとう西原小、ありがとう」と別れの言葉を述べた。校旗の返納や校歌斉唱があり、校庭では「閉校記念碑」が除幕された。

 同校は明治維新から間もないころに開校。「西原尋常小」「国民学校」などと名称が変わり、1947(昭和22)年に「西原村立西原小」と改められた。合併で2005年に「市立」となり、開校以来、4千人以上が学んだ。

 渡辺校長や市教委によると、多いときには500人超の児童がいたというが、児童数は減少傾向が続いた。05年ごろからは20人を下回り、地元から統合要望書が市教委に提出されていた。(小渕明洋)