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 春野菜の代表、セルリー(セロリ)が出荷シーズンを迎え、市場関係者が品質を確かめる目ぞろい会が4日、静岡県焼津市宗高であった。静浜地区の農家10軒が栽培したセルリー計1トンが100箱に詰められ、東京の市場に出された。

 静浜地区では45年前からセルリーを作ってきた。茎が肉厚で葉先までピンと張っている。品種改良を重ね、特有の香りや苦みが薄まり、誰にでも食べやすいのが特徴という。

 今年は暖冬で春野菜が例年より早く大量に出回ったため、2月下旬のセルリーの販売単価は10キロ当たり2220円と昨年の約7割にとどまる。JAおおいがわ静浜営農経済センターの梶原剛係長は「質は例年同様高い。今後、出荷が本格化すれば、単価も持ち直すのでは」と期待している。ピークは今月中旬で、同地区から東京に向け、1日4トンを出荷する。(阿久沢悦子)