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 料理を作るのは楽しいけれど、皿洗いは面倒。そんなニーズを受けて、食器洗い乾燥機の普及が進んでいます。新築マンションでは、「標準装備」も珍しくなくなりました。

 食洗機は、ロボット掃除機やドラム式全自動洗濯乾燥機と並ぶ、現代の新・三種の神器と呼ばれている。家事の負担を大きく減らす家電として、内閣府の調査によるとすでに普及率は3割ほどに達した。

 20年前、コンパクトな卓上型が登場したのが普及のきっかけとなった。手洗いと比べて節水できることや、手荒れを防げることも人気を後押しした。

 食洗機市場を引っ張るパナソニックの担当者は、「新改築をきっかけに導入を決める人が多いようだ」とみる。システムキッチンに最初から組み込まれている「ビルトイン型」のものが伸びているという。

 分譲マンション最大手の住友不動産によると、ここ1~2年で売り出した物件では、ほぼ100%食洗機が付いているという。

 ビルトイン型は、日本より先に食洗機が浸透した欧米メーカーの商品も人気だ。ドイツのミーレは7~12人分の食器が洗える大容量タイプを出している。8日には神戸市中央区に西日本初の直営店を開き、PRの拠点にする。広報担当者は「洗い物を気にせず食器を使えるので、食卓も華やかになります」。

 大がかりな工事が不要な卓上型でも、4~5人家族の1日分の食器が一度に洗えるような大容量のものが好調だ。蛇口からホースで水を引くための分岐水栓(5千~1万円)を取り付ける必要があるが、ビックカメラなんば店(大阪市中央区)で売り場を担当する多田雄光さんは「一度使うと手放せなくなります」。(米谷陽一)

軽くても しっかりセット

 パナソニックの卓上型「NP-TZ100」は食器40点を一度に洗える。プラスチック製の弁当箱など軽いものや、まな板や包丁もしっかりセットできる機能がある。幅約55cm、奥行き約35cm、高さ約60cm。白と銀の2色あり、いずれも10万円前後。

タンク式 水道工事いらず

 エスケイジャパンの卓上型「ジェイム」は脱着できるタンクに水を注いで使う。水道工事が不要で、電源と排水できる場所があればどこでも置ける。60~75℃の高温で洗う。約40cmの立方体で重さは12・6kg。参考価格は3万9800円。

シンク下 かがまず操作

 リンナイのビルトイン型「RSWA-C402C-SV」はシンク下のスペースに収まるコンパクトタイプ。引き出しのような箱形で、食器33点が入る。スチームの力で一気に汚れを落とす。本体上部にスイッチ類をまとめ、かがまなくても操作できる。希望価格は16万3千円。

頑固な汚れに強力水圧

 ミーレ・ジャパンのビルトイン型「G 6620 SCU」は食器84点が入る。強力な水圧でフライパンや鍋もきれいに洗える。ミーレは1929年に欧州で初めて食洗機を開発。1時間で洗い終えるコースや、ワイングラスを洗う機能も搭載する。店頭価格は31万円。

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主なメーカーの製品から選びました。価格は税抜きで工事費別。(きりとりトレンド)

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