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 2月にあった日商簿記検定試験2級の問題をめぐり、受験生らから、過去の問題に比べ難しすぎる、などと悲鳴があがっている。SNSで批判が広がり、問題を作成した日本商工会議所が見解をホームページ(HP)に掲載するまでに。いったい何があったのか。

 「日商2級の出題にもうルールないっすね」「これでまっとうな試験だというなら、勝手にやってくれと言いたくもなる」。受験対策を指導する予備校の講師たちは、インターネット上の解説動画の中で、驚きと怒りをあらわにした。「こんな試験で2級の実力を身につけるだけの努力をしてきたかどうか、みなさんの力を評価なんかできない」

 簿記検定は年3回の実施。企業や商店の商取引を帳簿上でまとめる能力を測る試験で経営や経理に携わる人から学生まで幅広く受験している。話題になったのは、2月24日にあった第151回の2級検定試験で、五つある大問の第3問。二つの会社を異なるタイミングで子会社化した際の会計上の処理(連結会計)などについて答える問題だった。

 多くの予備校や参考書で取り上げている例題では、子会社が複数あるケースを想定していない。ネット上には、計算の煩雑さに戸惑った受験生らの「過去最高難度」「せめて勉強したことを出題すべきだ」といった声があふれた。

 さらに、問題文には答えを求め…

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