拡大する写真・図版左からジョスリン、タラ、ヘザーの3人。全員が取材を受けてくれた=2018年12月26日夜、ペンシルベニア州ルザーン郡、金成隆一撮影

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「トランプ王国」熱狂のあと 3年後のラストベルト:3

 ニューヨーク・マンハッタンから西に3時間ほどのペンシルベニア州ルザーン郡のバーで、最後に取材に応じてくれたのは、中年の白人女性ジョスリン。民主党オバマの支持者だったが、2016年の大統領選では共和党トランプに投票した「寝返り組」だ。

 前稿からの繰り返しになるが、このルザーン郡は、08年と12年の大統領選でオバマが勝ったのに、16年にトランプが勝ったことで米国ではちょっとした話題になった地域だ。ジョスリンはルザーン郡での「異変」を起こした有権者の一人と言える。

拡大する写真・図版金成記者が旅した道のり(第1~4話)

 ジョスリンはインタビューの最初から挑発的だった。

 「この小さな町に暮らす私だって、外国人記者のあなたが思っているように、トランプはエキセントリックで、クレージーだって、そのくらいのことはわかってんのよ。ねえ、あなた、がっかりした?」

 驚くような言い方だった。

アメリカ大統領選挙で巻き起こった「トランプ旋風」の実態を取材しつづけてきた金成隆一記者が、ふたたびラストベルト(さび付いた工業地帯)を集中的に取材しました。全6回、有料会員限定です。

 ジョスリンは、外国人記者が「…

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