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 自民党の二階俊博幹事長が4日の記者会見で、東京都の小池百合子知事が次期知事選に立候補した場合、「全面的に協力する」と表明した。小池氏は都議会の運営などで自民都連と対立関係にあり、二階氏の意向が党内で反発を呼ぶことは必至だ。

 二階氏は4日、党本部で小池氏と会談。小池氏は「(東日本大震災の)被災地の木材を東京のオリパラ(五輪・パラリンピック)などの施設に記念植樹できないかという依頼を(二階氏から)受けていて、その返答をお持ちした」と記者団に述べた。

 二階氏はその後の記者会見で、小池氏と都知事選の話題があったかを問われ、「もっと崇高な話をした。ただ、都知事選に小池知事が出馬することになれば、全面的に協力するのは当たり前。実績を見てわかるじゃないですか」と主張。「(小池氏に知事選で)勝つ自民党の公認候補というのはどんな人がいますか。今、活動してなきゃだめですよ」などと述べた。

 小池氏は2016年の都知事選で自民推薦候補らを相手に圧勝。地域政党「都民ファーストの会」を率いた17年夏の都議選でも自民と対抗し、自民党内に遺恨が残った。一方、同年秋の衆院選の際につくった新党「希望の党」は失速。18年11月には、二階氏が仲介して自民都連幹部に「過去の選挙では言葉が過ぎた部分もあった」と伝え、陳謝した。

 それでも両者の溝は埋まらず、都議会では対立が続く。都連幹部は二階氏の発言に「勝手に何を言っているんだ」と反発した。党幹部からも「ハレーションが起きるだろう」との声が相次いだ。