[PR]

 頭蓋骨(ずがいこつ)の形状から顔立ちを復元する「復顔法」など、全国的にも珍しい技術を持つ「似顔絵のスペシャリスト」が群馬県警にいる。刑事部科学捜査研究所の緑川順さん(60)。この春定年を迎えるが、後継者が現れた。東京芸大で彫刻を学んだ有望株だ。

 1977年、高校卒業後に県警に入った緑川さんは交番勤務もしていた普通の警察官だった。趣味で描いていた油絵が県内のコンクールで入賞したことがきっかけで鑑識課から声がかかり、似顔絵担当になった。88年に技術職員になり、35年以上にわたって捜査用似顔絵の第一人者であり続けてきた。

 復顔法は白骨化遺体の身元特定や、逃走中の指名手配犯が加齢した容姿の推定にも使われ、手配ポスターにも活用されている。「顔の骨格が分かれば、変えていいところと、いけないところが見えてくる」と緑川さん。98年に旧群馬町(現高崎市)で一家3人が殺害された事件で指名手配中の小暮洋史容疑者(49)ら65人の顔を再現してきた。事件解決や身元の特定につながった例も多く、経験を全国の警察官に伝える「警察庁指定広域技能指導官」にも認定されている。

 長年かけて磨いた技術だけに、…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら