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 東京電力福島第一原発事故で被災した人々の証言を集めた記録映画「福島は語る」が、東京・新宿のケイズシネマで上映されている。分断を強いられた避難生活の苦悩や喪失感、過酷な暮らしの実情が語られ、故郷とは何かを問いかける。

 手がけたのは、パレスチナで約30年取材を続けるフリージャーナリストの土井敏邦監督(66)。「人災」で故郷を追われた人々の姿をパレスチナの苦難と重ね合わせ、原発事故後の福島を描いた映画は「飯舘村 故郷を追われる村人たち」(2012年)、「飯舘村 放射能と帰村」(13年)に続く3作目となる。

 目に見えぬ放射線の被害の伝え方を考えていた時、「福島原発告訴団」の証言集会に参加。避難生活ゆえの離婚や農業が立ちゆかない悲しみなど、生々しい告白に圧倒された。「一見、平穏に戻ったように見える福島県内の町を歩くだけでは何も見えない。ならば、この語りこそ伝えるべきだ。記録に残さなくては」

 告訴団のメンバーを手がかりに人脈をたどり、車中泊を重ねながら4年かけて約100人にインタビューした。作品にはこのうち14人が登場する。

 「こんな狂った人生になるとは…

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