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 来春卒業する大学生の就職活動が1日に「解禁」され、札幌市の札幌ドームで5日、道内最大規模の企業説明会「マイナビ就職EXPO」が始まった。全国的に人手が足りず、道内でも学生に有利な「売り手市場」が続いている。

 会場では、企業の担当者らが「勤務地希望できます」「給料27万円から」と記されたボードを掲げ、学生を呼び込んでいた。酪農学園大3年の木下敦也さんは「新入社員が求められているのを感じる」と話す。

 説明会は6日までで、学生約8千人の参加を見込む。約470社が出展し、そのうち約6割が道内企業だ。主催する就職情報会社マイナビの担当者によると、全国的な人手不足で首都圏に本拠を置く企業が道内での採用活動を強化。道内の企業は厳しい状況に立たされているという。

 道内でも、札幌以外に本拠を置く企業はさらに厳しい。道内での就職を目指す学生は札幌志向が強い傾向にあるという。知床グランドホテル(斜里町)の担当者は「外国人の従業員にも働いてもらっているが、本当に人手が足りない。おもてなしができる人材がほしい」と話す。(今泉奏)