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 播磨灘と大阪湾で5日、イカナゴの新子(稚魚)漁が解禁された。夜明け前に出漁した漁船が林崎漁港(兵庫県明石市)に戻ると、イカナゴがぎっしり詰まった籠が次々と水揚げされた。

 林崎漁協によると、昨年より漁獲量は多く、1籠(約25キロ)あたりの初競り値は6万7600円と、昨年より2万円ほど高いという。イカナゴの全長は約5センチ前後で、例年より少し大きいという。

 イカナゴを炊いた「くぎ煮」は瀬戸内の春を告げる郷土料理。久留嶋継光総務係長(29)は、「不漁が続いていたが、イカナゴを待っている食卓に行き渡るよう、この調子で漁獲が続いてほしい」と話した。(加藤諒)