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 プロ野球の開幕が迫ってきた。シーズン最初の試合で最も注目を集める行事は、始球式。誰が投げるのか、球団によって個性が出る。日本ハムの場合は、地元・北海道ゆかりのアスリートや有名人が多い。

 平昌冬季五輪があった昨年は、スピードスケートで二つの金メダルを獲得した高木菜那(日本電産サンキョー)=幕別町出身。2017年は俳優の大泉洋さん=江別市出身。16年は宇宙飛行士の毛利衛さん=余市町出身=が本拠開幕戦のマウンドに上がった。

 そして5日、球団は今季開幕戦(29日、札幌ドーム)の始球式で、ノルディックスキー・ジャンプの小林陵侑(22)=土屋ホーム=が投げると発表した。現在、W杯で22戦11勝と好調をキープする小林陵は岩手県出身で道産子ではないが、所属する土屋ホームは札幌市に本社がある住宅メーカー。スキー部の監督は「レジェンド」こと葛西紀明が選手兼任で務めている。

 小林陵にとって、始球式は人生で2度目。最初の投球には満足しておらず、球団を通じて、「昨年4月に楽天主催の試合で初めて始球式で投げた時はワンバウンドになってしまったので、今年はリベンジしたいです」とコメント。捕手のミットまで「着地」を決めたい。(山下弘展)