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 張栩(ちょうう)名人(39)への挑戦権を争う第44期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は21日、名古屋市東区の日本棋院中部総本部で第4ラウンドの1局があり、羽根直樹九段(42)が午後8時28分、186手で六浦(むつうら)雄太七段(19)に白番中押し勝ちを収めリーグ成績を2勝1敗(手空き1回)とした。リーグ戦には9人が参戦。4戦全勝とトップを快走する河野臨九段(38)との対戦を残しているため、自力挑戦の可能性が残っている。一方の六浦七段は1勝3敗となり、挑戦権へは苦しい星勘定。残留争いに回ることになりそうだ。

 羽根九段と六浦七段は過去の公式戦では1勝1敗で、本局が3度目の対戦。ともに日本棋院中部総本部に所属する棋士で、本局はいわば「中部ダービー」だった。棋院の棋戦企画部によれば、名人戦44期の歴史で、中部勢同士がリーグ戦を打つのは19年ぶり4度目。過去には、1980年(第5期)の山城宏六段(勝)VS羽根泰正八段、1982年(第7期)の羽根泰正九段(勝)VS島村俊廣九段、2000年(第25期)羽根直樹七段(勝)VS今村善彰八段の3例があったという(段位はいずれも当時)。

 羽根―六浦の対局は中部総本部の特別対局室「祥雲の間」で、午前10時から始まった。先番の六浦七段が上辺2隅で二連星に構えると、羽根九段が下辺2隅の小目を占める「らしい」立ち上がり。左上星に白が両ガカリして競り合いが発生し、左下隅や右上隅に波及していった。中盤でコウ争いから、左上の白石の一団が黒に取られるかわりに、右上の黒石の一団が白に取られるフリカワリが発生。黒がやや優勢の局面となったが、今度は右下隅の白地が黒地に変わるかわりに中央に大きな白地がつくフリカワリがおき、一転して白が有望な局面に。その後、下辺の黒陣内で包囲された白石の一団も中央に脱出し、黒を投了に追い込んだ。

 羽根九段は、今期混戦模様の名…

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