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 静岡県立こども病院は6日、複雑な先天性心臓疾患のあるインドネシア在住の女の子(6)の心臓手術に成功したと発表した。東南アジアの病院では手術が難しいことから受け入れたといい、坂本喜三郎院長は同日の会見で、「国内外問わず、治療を諦めていた子どもたちに静岡で治療できると伝えたい」と話した。

 治療を受けたのはエスター・エンジェル・シーランちゃん。通常二つずつある心房と心室が一つずつしかない。血液を送り出し、逆流を防ぐ弁もうまく機能せず、酸素の多い血液と少ない血液が混ざってしまうため、全身に多くの酸素を送ることができなかった。疲れやすく、顔色も良くなかったという。

 手術は2月15日にあり、順調に回復。7日、インドネシアに帰国するという。手術前、3Dプリンターで心臓模型を作り、心臓内部の状況を事前に確認できたことも大きな役割を果たしたという。

 父のバーナードさんはこれまで…

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