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 米アマゾンが警察などに売り込む人工知能(AI)を使った顔認識技術は、女性や肌の色の濃い人の識別が苦手らしい。そんな研究報告を機に「差別を助長するAI」への懸念が強まっている。倫理面で規制すべきだと、当のIT企業も言い出した。(ホノルル=江渕崇)

 米ハワイで1、2月に開かれた米国人工知能学会(AAAI)の総会。話題を集めたのは、巨大IT企業が開発した顔認識技術の正確さを比べた研究だ。

 アマゾンが提供する顔認識ソフト「レコグニション(Rekognition)」は、白人男性の性別は全く間違えずに見分けた。しかしアフリカ系(黒人)ら肌の色の濃い女性では31%も「男性」と誤認した。ライバルのマイクロソフトの誤認率は1・5%、IBMは17%だった。

 この研究は2人のアフリカ系女性が手がけた。洗面所の自動手洗いのセンサーが褐色の肌に反応しない。カナダ・トロント大の学生、デボラ・ラジさん(23)は、そんな経験から新技術がはらむ偏りに関心を持った。もう一人、マサチューセッツ工科大のコンピューター科学者、ジョイ・ブロムウィニさんは、AIが自分の顔を認識せず、課題をこなすため友人の顔を「借りた」ことがある。

■警察などに技術…

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