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 戦国武将・上杉謙信が愛用したとされる国宝の備前刀「太刀 無銘一文字」(愛称・山鳥毛(さんちょうもう))の購入で4億円超の公費支出を表明した瀬戸内市の武久顕也市長は6日、公費投入案の撤回を市議会に伝えた。所有者と協議し従来通り寄付金だけで資金を賄うという。

 山鳥毛は備前刀の最高傑作とされ、岡山市の県立博物館が所有者から寄託を受けている。昨年、瀬戸内市が設置した専門家組織は「5億円以上の価値がある」と評価。2月末時点の寄付金総額は約2億7千万円にとどまる。武久市長が14日に自治体の貯金に当たる財政調整基金を一時取り崩して購入資金などに充て売買契約を今春にも早期に結ぶ考えを表明した。

 20日に開会した市議会2月定例会に公費に当たる財政調整基金の取り崩しなど関連3議案が提案され、26~28日の市議会本会議の代表・一般質問に登壇した16議員の半数が賛否双方の立場で追及し意見が分かれた。一部市民も反対の署名運動を本格化させていた。

 市幹部によると、議会からの要…

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