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患者を生きる・食べる「O157」(3)

 今年1月、東京都内の公園に中村渓さん(14)の姿があった。中学2年生のいまはテニス部に所属し、練習に励む。この日も公園内の壁打ち場でラケットを握り、ボールを追った。

 O(オー)157といった腸管出血性大腸菌(EHEC)が出す毒素によって急性腎不全や貧血になる「溶血性尿毒症症候群(HUS)」で緊急入院してから約11年。当時3歳で身長91センチ、体重13キロだった男の子は、身長170センチ、体重64キロに成長した。

 HUSは、長年経ってから後遺症が出ることがある。特に毒素で障害を受けた腎臓は、回復しても、成長してから慢性腎不全や高血圧になる場合がある。渓さんも退院後2~3年間は、数カ月おきに検査を受けた。異常は見つからず、後遺症も出ていない。

 入院当時の記憶はほとんどなく…

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