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 毎週水曜日のみ店を開く福井市中央1丁目の古書店「ホシとドーナッツ」が、「出版できる本屋」をめざし、1冊目の出版に向けて動いている。がんと闘う福井県小浜市の若狭塗箸(ぬりばし)職人の生き様や作品についてまとめ、タイトルは「はしはうたう」。クラウドファンディングで本の製作費を募っている。

 店主を務める佐藤実紀代さん(37)が、客との会話をきっかけに思い立った。「小説を書きたい」「父が書いているが、誰にも読んでもらえない」――。福井にも「表現者の卵」が多くいることを知って驚いた。だが、自費出版のハードルは高く、装丁やデザインを工夫できる環境も整っていない。「それなら自分でやろうか」

 そんなころだった。フリーの編集者でもある佐藤さんは昨年11月、小浜市の若狭塗箸職人、的場政義さん(80)の制作現場を取材で訪れた。「ただおしゃれとか、美しいというのではなく、一対の絵画を見ているような鮮やかさと躍動感を覚えました」

 的場さんは腎臓がんと闘いなが…

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