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 このまんがに、無関心な女子はいても、無関係な女子はいない――。そんな宣伝文句がついた漫画「さよならミニスカート」が注目を集めている。小学生など少女向けの月刊漫画誌「りぼん」(集英社)で、性犯罪や社会で女性に求められがちな「役割」など社会的な題材を描く異色の作品。女の子たちが置かれた窮屈な現状を浮かび上がらせ、読者自身にも問いかける内容だ。

 主人公の高校生・仁那(にな)は元アイドルだ。握手会で男に切りつけられた後、「女使って、男釣って儲(もう)けてんだから、恨み買われて当然」と言われたことなどを機に女性である自分を受け入れられなくなり、髪を短く切ってスラックス姿で学校に通っている。

 物語は、仁那の過去に気が付いた同級生の男子との交流やアイドル時代のメンバーとの友情、仁那を襲った男の謎などの要素がからみながら進行する。中でも目を引くのは、少女漫画でありながら、女性が女性であるがゆえにさらされている現実を踏み込んで描いていることだ。

 反響を呼んだセリフの一つが、「スカートはあんたらみたいな男のためにはいてんじゃねえよ」。同級生の男子が「男に媚(こ)び売るためにはいてんだろ?」「(変質者に)触られて当たり前」と言うのを聞き、仁那が怒って返した言葉だ。

 他にも、性犯罪被害を訴えたら…

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