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 PTAって何だろう。そんな疑問を出発点に、10年間、PTA改革に奮闘してきた女性が2月、PTAを退会した。文部科学省への署名活動をしたり、ワークショップを開いたり、さまざまな発信を続けてきた。長女の高校卒業まであと1年。なぜこのタイミングでの退会なのか。PTAは変わったのか。

     ◇

 2008年の春、長女の小学校入学と一緒に、東京都世田谷区の石原慎子(ちかこ)さん(48)もPTAの1年生になった。

 入学前の説明会では、「できる人ができることをできる時に」という説明があり、配られたしおりには「自分の意思で参加する」と書いてあった。

 ところが、入学後に配られた委員を決めるためのアンケートに「参加しない」という選択肢はなかった。少しもやっとしたが、何しろ初めてのPTA。そんなものかと思いながら、ある委員会に入った。

 初会合の席に1人、とても顔色の悪い女性がいた。「どうしたんだろう」と、その後も気になっていた。

 夏休み明け、女性ががんで亡くなったと知った。治療をしながら、活動していたのだという。「そんな思いまでしてやらないといけないPTAって、いったい何なんだろう」。疑問が、むくむくと膨らんだ。

 その年の秋、「PTAは入退会…

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