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 各地の特産品を返礼品としてもらえ、利用者が増えているふるさと納税。だが、日本海に臨む秋田県にかほ市では、あまりの人気と悪天候の不運が重なり、本ズワイガニを寄付者に送れなくなる事態となった。市は「申し訳ない」と謝り、代替品や返金で対応することにした。

 送れなくなったのは、昨年中に受け付けた「日本海の天然ズワイガニ」の各コース。市によると、1万5千~5万円の寄付額に応じ、カニ2~7匹を返礼するとしていた。

 カニの申し込みは昨シーズンは5件。今季は100件ほどを見込んでいた。ところが年末に申し込みが殺到し、計288件(514万円分)に。年明けからカニの出品を停止した。

 それでも市は、1月~2月中旬にすべて発送する考えだった。ところが「悪天候で船が出られない」として先月14日、発送が3月中旬までに遅れると通知。その後、水揚げがあれば順次送っていたが、今月に入って「この先はカニの品質が落ちる」と判断した。20日をめどに最大約160件分の発送を取りやめる。

 担当者は「楽しみにしていた方に申し訳ない気持ち。今後の対応は丁寧、真摯(しんし)にやっていく」と話す。

 県漁業協同組合南部総括支所によると、管内の本ズワイガニ漁のピークは10月後半~2月末ごろまで。例年、県南部沖では計10トン強が捕れるが、今シーズンは9トンにとどまったという。

 ふるさと納税による寄付は増加…

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