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 北海道旭川市にある旭山動物園の飼育係を約25年務めた絵本作家、あべ弘士さん(70)=同市在住=の世界を紹介する「あべ弘士の絵本と美術――動物たちの魂の鼓動」展(朝日新聞広島総局後援)が4月6日、福山市のふくやま美術館で開幕する。今年でデビュー30年を迎え、その画業をたどる。

 あべさんが勤務していた旭山動物園はかつて入園者が低迷し、廃園の危機にさらされてきた。元々画家を志していたあべさんは、園を活気づけ、その存在を広く知ってもらおうと、タウン誌や新聞にイラスト入りのコラムなどを寄稿。これがきっかけで、1989年に「雪の上のどうぶつえん~なぞのあしあとのまき」(福音館書店)を出版し、絵本の世界にデビューした。

 転機は、94年発刊のオオカミとヤギの友情物語「あらしのよるに」(文・木村裕一)の挿絵だ。白い紙に線描きした絵を白黒反転コピーし、闇夜の世界を強調。浮かんだ線に色を付けた。この挿絵が人気となり、96年に園を退職し、創作活動に専念した。飼育係の経験に基づいて描く動物たちの生き生きとした表現は高く評価されている。

 展覧会では、これまでに出版し…

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