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 東京湾をめぐる高速道路「第二東京湾岸道路」の建設を具体化するため、国土交通省千葉国道事務所は7日、「(仮称)湾岸地区道路検討会」を設置することを決めた。東京湾最奥部にある干潟「三番瀬」の環境を守ることに配慮しながら、工法やルートを具体化していくという。

 今年1月、石井啓一・国交相が森田健作知事との面会で「第二湾岸を中心とした湾岸地区道路の検討会を設置して検討を加速したい」と発言。7日、千葉県や千葉市、NEXCO東日本の担当者が参加する「県湾岸地域渋滞ボトルネック検討ワーキンググループ」が同事務所で開かれ、検討会の設置を決めた。

 この日の会議では、昨年6月の東京外環道の開通で、京葉道路や東関東自動車道の交通量が増えた上、東京湾岸に物流施設などが相次いで建設されることから、将来的にも周辺の交通量が増えることなどが説明された。

 千葉国道事務所の八尾光洋所長は「規格の高い道路の必要性は確認できたと思う」と話し、参加者は東関東道の南側に並行する「第二湾岸」の建設計画を検討することで一致した。また、三番瀬の環境にも配慮しながら、計画を具体化することも確認した。今後、検討会の人選などを進め、早期の開催を目指すという。(古賀大己)