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 沖縄県内で誤った道路標識が41カ所あり、県警は昨年3月までの6年間で計59人に交通違反切符を切っていた、と発表した。県警は全員の行政処分点数を戻し、納付された反則金を返す手続きを進めている。

 県警によると、昨年3月に那覇市真地(まあじ)の交差点で、本来なら直進と左折ができる道路にもかかわらず、県公安委員会の決定がないまま左折専用の標識を設置して取り締まっていることに、那覇署員が気づいた。これを受け、県警は全県的な調査を始め、ほかにも40カ所で間違った標識を設置し、記録が残る2012年以降、59人に対し誤った標識によって切符を切っていたことが判明したという。

 県警の説明では、信号機がある交差点では、規制するには県公安委の決定が必要だが、主に左折専用レーンなどを新設した際に、県公安委による決定を受けないまま標識を設置していたという。交通企画課の新木満管理官は「決定と標識の整合性の確認を継続し、適正な取り組みを心がけたい」とコメントした。(伊藤和行)