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 2020年東京五輪の聖火リレーで、「聖火の瞬間移動」が検討されている。本州で一番広い面積を持つ岩手県内の移動を3日間で終えるため、大会組織委員会と岩手県は直接火を移さずに、消した瞬間に別の離れた場所で同時に再点火する新たな方式の導入を考えている。

 聖火リレーは来年3月26日に福島県を出発。被災3県は他の道府県より1日多い3日間ずつの割り当てで、岩手県は同年6月17~19日の予定。聖火は北海道・室蘭港からフェリーで県央部の宮古市に到着する。

 国際オリンピック委員会の内規では一つの聖火を一筆書きでつなぐのが原則。ところが岩手県は、津波被害を受けた沿岸部が南北200キロ近くあり、車でノンストップで走っても4時間超かかる。「期間内で全被災地を回りきれない」(大会関係者)との事情から、新方式の検討を始めた。

 ある自治体の中心部や震災遺構周辺で数人のランナーによるリレーを行った後、別の自治体の中心部に聖火を「瞬間移動」させて、リレーを再開する。この方式を認めることで移動時間を短くし、期間内に沿岸部の被災自治体を回ることが可能になる。クモが跳びはねるように瞬時に移動することから、大会関係者の間で「スパイダー方式」とも呼ばれる。大会組織委関係者は、聖火の「種火」を移動先にあらかじめ運んでおくことで、聖火が途切れることにはならず、内規違反にはならないとしている。

 東京都も、小笠原諸島でのリレ…

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