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 交通や都市計画について考える「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」が9日、前橋市で始まった。前橋テルサ(千代田町2丁目)での研究発表では、市立前橋高の2年生17人も参加し、まちづくりや高齢ドライバー対策の政策案を提示した。

 同校の6グループは、昨年12月に校内で開いた「模擬前橋市長選」のマニフェストを発表。自転車通学中の事故が多く、昨年1月に同校生徒2人が高齢者の車にはねられて死傷する事故が起きたことを踏まえ、交通やまちづくりについてクラス単位で検討してきた。

 高齢化について考えた班は、高齢者用シェアハウスや65歳以上のドライバーに年1度のテストを義務化することを提言。また、学生に着用してもらいやすいよう、おしゃれな通学用雨がっぱやヘルメットの開発提案もあった。発表した横沢汐(しおり)さん(17)は「受験のための勉強と違い、身近な街や交通を考える貴重な機会になった」と話していた。

 同大会は2005年から全国の都市で開かれ、今年で9回目。研究者に加え、企業や行政の関係者らが鉄道やバスなどの公共交通を中心に研究成果を披露した。(山崎輝史)