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 家事と育児を男女がどう担えば互いに居心地がよくなるかを考える「家族でハッピー! 家のことセミナー」が9日、松江市白瀉本町の市民活動センターであった。父子家庭の男性と、家計の主体は妻という男性の2人が講師になり、困った時に周囲に助けを求めることや男女間の対話の大切さを強調した。

 講師の自己紹介の後、ほぼ男女に分かれて耳を傾けた。男性向けに語った京都市の木本努さん(55)は10年前、がんで妻を失い、2、6、11歳の息子3人の育児と仕事の両立を迫られた。4年間の奮闘の末、子どもたちと向き合うため勤務先を退職。自らの経験を基に、洗濯やアイロンがけ、裁縫などの教室を開くNPO法人「京都いえのこと勉強会」を立ち上げ、理事長を務めている。

 講演を聴いた島根県雲南市の会社員の男性(44)は「子どもが幼いのに仕事で帰宅が遅い。どうやったら家事と育児を分担できるか妻とよく話し合いたい」と感心した表情だった。(木脇みのり)