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 視覚障害者を支援する「さくらの架け橋会」(静岡市清水区)は9日、サドルが二つある2人乗りのタンデム自転車での県内横断を始めた。障害がある人とない人が一緒に楽しめる自転車を通じ、障害への理解促進を目指す。

 午前9時、視覚障害者と健常者計10人が湖西市の新居関所を出発。途中、悪路は車に乗りながら公道を走行し、夕方に清水マリンパークに到着した。17日に同パークから伊豆サイクルスポーツセンターまで走り、横断を完成させるという。

 県内では2016年に公道走行が解禁されたタンデム自転車。スムーズに走るには「足止めます」「ブレーキかけます」など2人のコミュニケーションが重要になるという。

 横断に参加した視覚障害がある綱川泰典さん(42)は「風を切る感じが気持ちいい。タンデム自転車で、健常者と協力することでお互いの理解が深まる。もっと広まればうれしい」と話した。(堀之内健史)