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 大雨に伴う土砂崩れで不通となっていた大井川鉄道井川線(南アルプスあぷとライン)の閑蔵(静岡市葵区)―井川(同)間が9日、復旧した。全線開通は昨年5月8日以来10カ月ぶり。始発の千頭駅でSLフェスタが開かれていたこともあり、ほぼ満席で復旧を祝った。

 不通区間は約5キロ。500立方メートルの土砂が約40メートルにわたり、線路をふさいでいた。大井川鉄道の鈴木肇社長は「現場の状況から考えると、とても早い復旧で、関係者に感謝したい」と話した。

 千頭駅では川根本町立桜保育園の園児らが、ヤマメの絵と「いかわ」の文字が描かれた新しいヘッドマークを運転士に贈呈。「千頭―閑蔵」に代え、「千頭―井川」の行き先表示を車体に取り付けた。閑蔵―井川間では静岡市立井川小・中学校の子どもたちが車内アナウンスを担った。(阿久沢悦子)