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 9日午後0時15分ごろ、新潟県の佐渡島沖合で、新潟港から両津港(同県佐渡市)に向かう高速水中翼船ジェットフォイル(定員約240人)が、海洋生物とみられる物体と衝突した。船は約1時間後に自力航行で両津港に入港したが、新潟海上保安部によると、衝突で乗客80人がけがをしたという。

 海保や地元消防本部によると、乗っていたのは乗客・乗員125人で、負傷者のうち13人が骨折などの重傷。両津港にドクターヘリを派遣するなどして、容体の確認や病院への搬送にあたった。国の運輸安全委員会は9日、事故調査官を現地に派遣した。

 船を運航する佐渡汽船によると、衝突現場は両津港から東に約10キロ沖。衝突時は時速65キロ程度で航行していたという。高速航行のため船体を浮かせる水中翼の後部に、物体がぶつかったとみられる。

 2005年11月には、ジェットフォイルの水中翼にクジラとみられる物体がぶつかり、検査のため一時、一部運休になった。