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 大きな災害の際に設けられる避難所でのトラブルには、どう対処すれば良いのか――。そんなことをテーマに市民らが話し合う催しが今月、長野市であった。東日本大震災の発生から8年。発生後の混乱の記憶が薄れ行く中、「いざ」という時を想定して、方策を学んでおくことが目的だ。

 着替えや授乳などのために、避難所内に設置された女性専用スペース。ここに、身勝手な振る舞いで周りから煙たがられている女性がいつもいて、他の女性が利用しにくい。こんな声が多数の女性から寄せられたら、同じ利用者として、どう対処するか――。参加者たちはこの日、こんなことをテーマに議論した。

 6人ほどのグループに分かれ、出し合った解決策を紙に書き出した。「その女性に何か仕事を頼んで、スペースにいる時間を減らす」「災害のストレスによる問題行動かもしれない。その女性と話して解決策を考える」。答えが集まると、福島大学の天野和彦・特任教授(被災者支援)が解説した。天野さんは震災当時、福島県教育委員会の職員として、最大で2500人が避難したイベント施設「ビッグパレットふくしま」(福島県郡山市)などの避難所の運営に携わった経験を持つ。

 解決策の一例として、天野さん…

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