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 東日本大震災直後から宮城県南三陸町を支援した神戸市長田区の大正筋商店街の商店主らが10日、同町の南三陸志津川さんさん商店街で、両商店街の交流イベントを開いた。長田名物の「そばめし」に、南三陸産ミズダコを加えた新商品を来場者にふるまった。

 イベントでは、そばめしを炒める香ばしい匂いに誘われ、来場者が続々と集まった。神戸を拠点にする歌手2人がライブ演奏して花を添えた。

 両商店街は震災前の2005年から本格的に交流している。大正筋商店街は、阪神・淡路大震災による火災で街の9割を焼失した。その経験を生かし、仮設時代からさんさん商店街へアドバイスを続けていた。さんさん商店街が一昨年、常設に生まれ変わったことから、「これからは支援ではなく交流だ」と、今回のイベントを企画した。

 大正筋商店街の伊東正和副理事長は「これからは両商店街が協力し、情報発信していく。来年は阪神・淡路大震災から25年。さんさん商店街のみなさんに来ていただきたい」と話した。(佐々木達也)