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 東日本大震災から8年を迎えた11日、鎌倉のキリスト教、仏教、神道関係者らが震災の犠牲者や被災者に祈りを捧げる9回目の「追悼・復興祈願祭」が神奈川県鎌倉市小町2丁目のカトリック雪ノ下教会であった。100人を超える宗教者のほか、市民ら約千人が参列した。

 祈願祭は地震の1カ月後に始まり、毎年震災が発生した日にあわせ、鎌倉市内の教会や寺院、神社で持ち回りで開かれている。

 参加者は地震が発生した午後2時46分にあわせ黙禱(もくとう)。その後、神道関係者による祝詞(のりと)の斉唱や仏教の観音経の読経、キリスト教の賛美歌や聖書朗読など、参列者はそれぞれの方法にあわせ皆で祈りを捧げた。

 カトリック雪ノ下教会の古川勉主任司祭(61)は「(どの宗教でも)亡くなった方の追悼や復興を願う気持ちは一つ。今も苦しんでいる人がたくさんいることを忘れないように毎日過ごしたい」。(山下寛久)